Adobe Character Animatorで、自動でキャラクターの目を瞬きさせる方法をご紹介します。
手順については動画でもご紹介しているので、ぜひご覧ください。
キャラクターのイラストを用意
まずはキャラクターのイラストを用意します。
動かしたい部分は、パーツごとに1つのレイヤーにまとめましょう。
今回は瞬きをさせたいので、目が開いているレイヤーと、目が閉じているレイヤーを用意しました。
自動瞬きの設定
Character Animatorを立ち上げる。
もし「スターターモード」だったら「プロを使用」を選択。
左上の「リグ」をクリック。
「ファイル」から「読み込み」を選択。
先ほどのキャラクターのイラストを選択して読み込みます。
プロジェクトパネルに読み込んだイラストが表示されます。
隣のパペットパネルへドラッグ&ドロップして、ファイルを開きます。
目のレイヤーの中の、閉じた目のレイヤーを選択。
右目の瞬き、左目の瞬き、のタグを選択して、タグ付けをします。
次は、目のパーツをまとめているレイヤーを選択。
右側にカーソルを合わせ、「ビヘイビアーを追加」が表示したらクリック。
「自動瞬き」を選択し、追加します。
「自動瞬き」のパラメーターを設定します。
瞬き/分
1 分当たりの瞬きの数を調整できます。
瞬きのデュレーション
表示してから消えるまでの時間が調整できます。
ランダム度
瞬きの間隔を定期的にするか、不定期にするかの調整ができます。
パラメーターの数値を設定したら確認します。
プロジェクトパネルの左下にある、カチンコのようなマークをクリック。
これは「新しいシーンを追加」のボタンです。
確認してみて気になるようなら、左上の「リグ」をクリックしてパラメーターの数値を変更します。
問題なければ、グリーンバックにするため背景の色を変更します。
「背景」をクリック。
緑色を選択。
「ファイル」から「書き出し」で、「クイック書き出し」を選択。
Adobe Premiere Proでキャラクターを配置
Character Animatorで書き出した動画ファイルを、タイムライン上に配置。
「カラーキー」のエフェクトを適用する。
「カラーキー」で検索するか、「ビデオエフェクト」→「キーイング」→「カラーキー」
エフェクトコントロールから「カラーキー」の「キーカラー」のスポイトを選択。
スポイトで背景の緑色をクリック。
「カラー許容量」の数値を動かして、イラストの周囲に緑色が残らないように調整します。
最後に、サイズや位置を調整して完成です。
また、以前「キャラクターを自動口パクさせる」方法をご紹介しました。
動画はこちら。
自動口パクも合わせて設定していただくと、よりキャラクターの表情がより生き生きとすると思います。
ぜひお試しくださいませ。
最終更新日: 2025-01-30