eラーニング教材の効率的な選び方

自社にeラーニングを導入しようとしたときに、一番重要となるのが「教材」ではないでしょうか。教材を扱うベンダーは数多くあり、また教材コンテンツの購入方法も一つではありません。それでは、eラーニング用の教材コンテンツはどのように調達すればいいのでしょうか。

 

教材コンテンツにはどのようなものがある?

eラーニングの教材は各ベンダーごとに様々なコンテンツが配信されています。そのため、eラーニングを導入するときに予算や教材の中身など、重視するものにより教材の選び方が変わっていきます。既に一つのパッケージとして売り出されているものから、カスタマイズやオーダーメイドなど購入時に手を加えることができるものもあります。

 

価格を抑えるのならパッケージ商品

既に一つのパッケージとして販売されている教材コンテンツであれば、価格を抑えて導入することが可能です。自社でLMSを既に導入しているのであれば規格の合うパッケージ商品の中から教材コンテンツを探していきます。LMSを導入していない場合は、配信サービスが便利です。受講者がインターネット経由でアクセスし研修を受講していくため、社内の環境を整えなくてもeラーニングによる研修を導入することができます。

 

内容を充実させるならカスタマイズやオーダーメイド

パッケージ商品であっても質が高いものは多くあります。しかし研修内容をより充実させたい場合には、パッケージ商品のカスタマイズや、教材コンテンツそのものをオーダーメイドで作成してしまうのもいいかもしれません。オーダーメイドであれば、eラーニングを活用して自社でオリジナルの研修を行うことが可能です。

 

教材コンテンツは自社で作成もできる

しかしオーダーメイドは一から教材コンテンツを作成するため、パッケージ商品に比べてコストがかかってしまいます。「オリジナルの教材コンテンツを利用したい、けれどコストを抑えたい」という企業もあるかもしれません。

そのような場合には、自社でオリジナルの教材コンテンツを作成するという方法もあります。教材コンテンツの作成というと難しそうに思えますが、専用の教材作成ツールがあるので、それを利用して作成することができます。

 

予算や研修内容に合わせて選ぶ

教材コンテンツにはパッケージ商品から自社制作まで様々なものがあります。そのため予算はもちろん、どのようなことをeラーニング研修で行いたいのかを明確にしたうえで、教材コンテンツを選ぶといいでしょう。

例えば情報スキルや一般的な企業倫理などの研修であれば、パッケージ商品でも問題はないかもしれません。しかし自社で取り扱っているマニュアルなどの研修であれば、オーダーメイドや自社制作の方がより充実した内容の教材コンテンツを作成することができます。