年々グローバル化が進んでいき、海外に拠点を持つ企業は益々増える一方です。自社に海外拠点が無い場合でも、海外企業と接する機会は多分にあるでしょう。そのような時に必要とされるものの一つが英語力です。英語はビジネスを行う上で大切な言語となっています。そのため、社員教育においても英語教育はかなり重要な教育の一つであると言えます。
社員の英語教育はどのように行う?
実際に社員教育で英語学習を取り入れている企業は、どのように学習させているのでしょうか。代表的なものは、社内で勤務時間後に英会話教室を開講することや、TOEICの受験料補助といったものでしょう。しかし受験料補助だけでは、社員が個人的にテキストや何か学習方法を探す必要があります。また英会話教室を受講するにしても「通常業務が忙しく受講できない、勉強をしなかった」という声も出てくるでしょう。
そのため手軽に社員が英語学習をしやすい環境を整えることが大切になります。その際、手段の一つとして活躍するのがeラーニングだと言えます。
eラーニングなら個々のペースで隙間時間に学習できる
eラーニングは、パソコンやスマートフォンを利用した、インターネット上で行うオンライン学習です。インターネットが繋がる場所であれば何処でも利用できるため、時間を選ばずに学習することができます。従来の英語研修の場合、研修のための時間を設けなければならず、中には研修よりも仕事を優先してしまう社員もいるでしょう。だからといって、社員ひとりひとりの事情に合わせて研修を行うことはなかなか難しいのが実情です。一方、eラーニングであればいつでも学習することができるので、社員それぞれの進捗状況に合わせた学習が可能になります。
英語教育にどう活用するのか?
eラーニングでは、学習教材の中に英語の音声や演習問題を組み込むことが可能なため、リスニングの勉強やTOEICなどの問題を実際に解くこともできます。また、1単元5分程度のマイクロラーニングであれば、通勤時やちょっとした隙間時間で学習することも可能です。
実際に英語を「書く」「話す」といったアウトプットが必要な部分をeラーニングのみで学習するのは少々困難かもしれません。しかし、英単語や文法を「覚える」、英語を「聞く」「読む」といった英語を理解するための土台は、eラーニングを活用することでしっかりと学習できるのです。
eラーニングで時間を上手く使った英語学習を
グローバル化が進んだ今、以前よりも英語の必要性は高まっています。しかし、英語学習が通常業務の負担となってしまっては本末転倒です。英語教育にeラーニングを活用し、社員ひとりひとりが自分のペースで学ぶことができる環境を作ってあげることで、仕事の時間も割く必要がなく、効率的な英語学習を行うことができるでしょう。
最終更新日: 2019-08-09