勉強嫌いな子供におすすめの「ゲーミフィケーション」とは?学習アプリ制作会社が解説します。

近年、幼児教育から大学受験、社会人の研修にも取り入れられているゲーミフィケーション。これほどまでに様々な場面で使われているゲーミフィケーションとは一体どんなものなのでしょうか?

 

ゲームの熱量を勉強に

勉強嫌いな子供というのはどこの学校にも必ず存在するでしょう。しかし、そんな子供達もゲームをやっている時は、勉強の時とはうって変わって、驚くほどのやる気や集中力を発揮することがあります。楽しく出来るゲームのような構造をゲーム以外の物事に適用させることをゲーミフィケーションと言います。元々はビジネスシーンで活用されていたゲーミフィケーションですが近年は教育現場でも使われるようになってきました。

 

ゲーミフィケーションにおける3つの要素

ゲームのような構造をゲーム以外の物事に適用させることをゲーミフィケーションだと述べました。ゲームのような構造とは具体的にはどのようなものでしょうか?大きく分けて3つの要素があります。1つ目の要素が「目的の達成」による満足感です。例えばステージをクリアする、ボスキャラを倒すといったものです。各々が到達したい目標がはっきりしていることで、達成感を味わいやすくなります。2つ目の要素は「変化を感じることが出来る」ということです。ゲームを進めていく中でレベルが上がることなどが該当します。これによりマンネリが打破され、モチベーションを保ちやすくなります。3つ目が「他者との関わり合い」です。他の人には負けられないという競争心が刺激され、また励まし合うことで団結心が生まれ、他者との関わり合いの中で楽しみを見出せるのです。

 

ゲーミフィケーションはこうして使われる

ゲーミフィケーションの導入例として、小学生から高校生までの幅広い範囲の勉強内容をゲーム感覚で行うことが出来るデジタル教材があります。この教材では問題を解いていく過程でストーリーが進み、楽しく学習を進めていくことが可能です。また、他にも例えばあるアプリでは、問題を解くことによってキャラクターが育つ、学習記録を皆と共有することが出来るなどゲーミフィケーションがふんだんに取り入れられています。

 

教育は次のステップへ

ゲーミフィケーションはゲームに関わる要素を教育に取り入れるという方法で、子供の勉強との関わり方を新たに構築してくれるでしょう。今後、勉強嫌いの子が学ぶことの楽しさを見出すことができるよう、ゲーミフィケーションの導入を選択肢の1つとして考えてみるのもいいかもしれません。