アプリでマイクロラーニング。紙教材やeラーニングにプラスアルファ

とにかく時間がない人、まとまった時間が取れない人のために注目されているのがマイクロラーニング。マイクロラーニングはその名の通り、極めて短い時間で学習できるコンテンツです。多くの学習コンテンツが、2~5分くらいで一区切りできるので、外回りの営業のように社内にいる時間が短い社員にも受講させることができます。

マイクロラーニングで隙間時間を有効活用

マイクロラーニングのコンテンツは非常に短く作られています。これは隙間時間を利用して学習させるためで、電車移動中や休憩時間などの空き時間・隙間時間をうまく利用するための工夫です。マイクロラーニングのコンテンツの長さは、2~5分程度で完結するもの。「問題形式、知識の検索形式、動画」など様々です。

少し時間ができた時に、さっと手にとって学習できることで、まとまった時間が確保できなくても小さな積み重ね学習ができます。1日5分~10分でも、6日で30分~1時間。毎日続けることで、意外なほど多くの学習時間が確保できます。

紙教材やeラーニング・OJTの補助に

マイクロラーニングは、通常の紙教材やeラーニング・OJTの補助にも向いています。特に、OJTやアクティブラーニングの前後の知識定着には、短い動画コンテンツ・小問題集は適しているでしょう。現場に出てからのちょっとした知識問題集としても利用できるため、フォローアップとしての役割も担っていけます。

一昔前であれば、単語帳などがマイクロラーニングの役割を担ってきました。現在では、テクノロジーの進歩によって、単純な暗記や知識の定着以上の学習が可能になっています。

アプリとマイクロラーニングは好相性

マイクロラーニングは、短い時間で学習できる分、スマホと非常に相性がいいものとなっています。パソコンよりもさっと取り出せ、場所を選ばないスマホは、短時間学習のツールに適しています。そして、スマホでコンテンツを利用するのであれば、当然アプリが最適です。学習アプリは問題集・動画・コミュニケーション可能なOJTなど幅広く対応しています。場所を選ばず学習できるだけでなく、選択肢も豊富にあるのです。

マイクロラーニングをうまく活用しましょう

マイクロラーニングは忙しい人にこそピッタリな学習法。自発的にうまく活用していくことで、地道なスキルアップにつながります。人事研修の担当者としても、社員をひとところに集めにくくなっている昨今、新たな選択肢として活用していけることでしょう。

最終更新日: 2019-06-25