生まれた時からパソコンがある。生まれた時からスマホがある、スマホネイティブ世代にとって、今後デジタルコンテンツを用いて学習することは、当たり前の時代になっていくことでしょう。それに伴い、デジタル教材の役割は大きくなっていき、より教育に特化したレベルの高い教材制作が求められるようになります。
デジタル教材を学習用に
デジタル教材はもはや意識高い親御さんやお子さんだけが使うツールではなくなりつつあります。現在の親世代の方は、まだまだ紙媒体のみで学習をし、書いて覚える方式を当然としてきた人が多いことでしょう。もちろん私もその一人です。自身が学生であった時には、暗記といえばひたすら書いて覚える、声に出して反復学習が当たり前でした。こういった学習方法は、当然現在でも健在で、一つの学習パターンとして生き残っていくものであることに違いはないでしょう。
ですが、近年新たに普及しつつあるデジタル方式の学習方法を組み合わせることによって、さらに学習効果が上げ、子どもたちの学習意欲をかきたてていることも、また事実なのです。デジタル教材は、パソコン・タブレット・スマートフォンを利用した新しい学習方法を提供します。実際に触って動かす、動きのある教材で理解を高める方法は、旧来の紙教材にはないメリットです。デジタル教材を学習に取り入れることで、さらなるステップアップを目指しましょう。
デジタル教材の制作とは
デジタル教材は、すでに出来合いのものをパッケージ販売されているものがあり、汎用性という点では一定の成果が得られるものとなっています。ですが、学習塾・教育機関においては独自のカリキュラムや教材を用いて、オリジナリティあふれる指導を行われているのが通常の状態であり、eラーニングを導入する際もこういったオリジナリティを損なわないことは必須の課題であると考えられます。
独自のデジタル教材を制作するということは、お客様でお持ちの教材やカリキュラムを損なわずにコンテンツに昇華させることです。その結果、これまで以上の学習効果や訴求力を得ることが可能となり、より魅力的で教育効果の高いデジタルコンテンツに仕上げることができます。
書籍の付録アプリ制作にもコツがある
通常の紙の書籍に付録としてアプリを付ける方式は、すでに一部の資格試験などの分野では当たり前になりつつあります。情報を豊富に盛り込める紙の書籍と、隙間時間の活用に強いアプリの融合は、時間がない人ほど利便性が高いと感じ学習効果を上げる助けにもなっています。こういったデジタル教材と紙教材を融合させた書籍は、スマホの普及とともに人気が高まっているのです。付録アプリの有無を参考書購入の条件に挙げる人も今後増加していくことでしょう。
実際の制作では、書籍の付録アプリの制作実績も多数あり、より学習効果の高い教材設計が必要です。単に付録アプリを付けただけにとどまらず、正しい教育設計を行うことで、学習者の意欲を高め結果に導くようにしましょう。
最終更新日: 2019-06-25