2018年7月18日をもって、株式会社エレファンキューブは10周年を迎えました。
入れ替わりの早いこの業界で「eラーニング・デジタル教材専門」を貫いて、ここまで事業を継続できているのは、いつもお世話になっている皆様のおかげです。ここに改めて、御礼申し上げます。
エレファンキューブを設立した2008年は、まだiPhone3GSも発売されておらず、モバイル端末の通信は3Gでした。それから10年、eラーニング業界をとりまく環境も大きく変わりました。
あくまで私見と当社から見えている動向ですが、10年で変わったこと/変わっていないこと、をざっとまとめてみたいと思います。
10年で変わったこと
- eラーニングワールドが終了した
このイベントを知っている人のほうが少ないような気がしてきました。 - PCからスマホ・タブレットへ移行
これは個人ユーザーレベルでは完全に移行しましたね。企業だと、業種・業態によってはPCメインですが。 - FlashからHTML5へ以降
これも、AdobeがFlashPlayerの終了を発表してから、一気に加速しました。 - 動画型の教材が普及した
トレンドは「動画」といっている業者もふえました。 - 生徒/学生向け教育分野でのデジタル教材が増えた
10年前はほとんどなかったので、一気に増えてきました。 - メーカー系のLMSが軒並み撤退した
これは時代の流れですね。
10年で変わっていないこと
- 教材の表現手法。
IDとかゲーミフィケーションとかマイクロラーニングとか、昔からあるキーワード、新しいキーワードなどいろいろありますが、教材の表現としてみたときに、何か画期的な教材の表現手法は変わっていない気がします。むしろ、最近の企業研修向けeラーニングは「PPT変換」か「動画」が多くて、教材内でいろいろ工夫する要素が減っている気が… - キャッチコピーは「いつでもどこでも学習できる」。
これずっと変わっていませんよね 笑。でも、皆がスマートフォンを持つ時代になって、クラウドサービスの利用も一般的になってきて、やっと本当に「いつでもどこでも」が実現できるインフラが整ってきた気はします。
まだまだ細かい点はありそうですが、いったんこの辺で。
今後とも、変わらずeラーニング・デジタル教材のプロ集団として精進してまいりますので、次の10年もその先も、よろしくお願いいたします。
代表取締役 支倉常明
追伸:
10周年の記念に、近くの店で、大きめの木彫りの🐘買いました!
入口においてありますので、立ち寄った際はぜひご覧ください!
最終更新日: 2018-07-19